あなたは大丈夫?目に見えない『血糖値スパイク』があなたの血管を痛めつける

投稿者: | 2016年12月26日

基準を超えて血糖値が急上昇する『血糖値スパイク』

空腹時血糖の正常値の上限は109mg/DLです。
食事をとると、血糖が増えて一時的にこの値よりも血糖値は高くなりますが、血糖をコントロールする機能が正常であれば、上がるとはいっても140mg/DLを超えることはほとんどありません。
また、食事から2~3時間たつと正常値の範囲内に戻ります。『血糖値スパイク』とは、この食事の後の血糖値が140mg/DLを超えて急激に上がることをいいます。
『グルコーススパイク』『食後高血糖』ともいわれます。

血糖値の変動は特に自覚症状がないため、急激に血糖値が上昇したとしても特に変わらず生活を送ってしまいます。
この血糖値スパイクは太っている人、痩せている人、胃腸の働きが弱い人、肝臓の調子が良くない人などに起きていると考えられています。
推計では1400万人以上の人が血糖値スパイクの症状が起きているともいわれています。

実はこんなに危険。『血糖値スパイク』

血糖値スパイクが起きる事で、体にはどのようなことが起こっているのでしょうか。
短時間で血糖値が急上昇した場合、体の中では活性酸素が発生しやすくなります。
活性酸素は、細胞などにダメージを及ぼす働きをしてしまうため、血管にも大きなダメージを与えることに繋がります。
そうなると徐々に血管自体にも損傷個所が増えていき、損傷個所を修復しようとした免疫細胞や、血液中の脂質成分などが血管をふさぐようになります。
その結果、心筋梗塞脳梗塞などの重大な疾患を起こしやすくなってしまいます。

その他にも、糖尿病の発症や、がん・認知症のリスクが上がるといわれています。
血糖値スパイクは、実は非常に危険な状態といえます。

『血糖値スパイク』は見逃されやすい

三大生活習慣病である、糖尿病、高血圧、高血脂症
これらは平素の健康診断で検査項目に組み込まれており、明確な診断基準の下はっきりと判定されます。
しかし、血糖値スパイクは、これらの検査には問題なしという結果が出てしまいます。
つまり、血糖値スパイクが起こっていても気づかないことが多いのです。
突然倒れて救急搬送され、診断の結果が心筋梗塞・大動脈解離だったと聞き、驚くという人もいます。
血糖値スパイクは、一時的な血糖値の上昇だけですぐに通常の血糖値に戻ってしまうので、大変見つかりにくいのです。
かといって、それ専門の検査を受けるということが必要ということではありません。
血糖値スパイクにはポイントがいくつかありますので、そこを気を付けることで予防することが可能となります。

血糖値スパイクを防ぐポイント

血糖値スパイクを防ぐポイントはいくつかあります。
ただ、あれもこれもと手を出すとなかなか習慣化が難しいので、これもまずひとつにターゲットを絞りましょう。
それは、『食事の摂りかた』です。
この改善だけで、血糖値スパイクはかなり抑えられます。

●野菜のおかずから食べ始める
●次にタンパク質のおかずを
●時間をかけて食事をする
●よく噛む
●三食を規則正しく(食事を抜かない)

ちょっとした心がけで、命の危険から身体を守ることに繋がります。
『早食いを避けてゆっくり食べる』
このことからまず始めてみてはいかがでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です