アイセイ薬局でも処方箋付け替えによる不正請求が発覚。負の連鎖はどこまで続くのか?

投稿者: | 2017年8月4日

チェーン調剤のアイセイ薬局でも、処方箋付け替えによる不正請求があったとの報道。

以前はクオール薬局で同様の問題が発覚。
当時の社長が業界団体の辞任に追い込まれる結果となりました。
今回のアイセイ薬局でも、どのような責任問題に発展するかは、注目されます。

アイセイも、クオールと全く同じ図式だったようです。
2016年に行われた調剤報酬改定によって、同一の医療機関からの処方箋集中率が高ければ高いほど、報酬が引き下げられる仕組みが導入されました。
その引き下げを回避するため、別の医療機関から発行される処方箋に付け替えて、集中率を緩和しようとしたのでした。

会社ぐるみで行ったものではなく、現場の判断でそのような事態を引き起こした、との説明がなされているようです。
これもクオールの図式と全く一緒です。

しかしながら、そのような不正が行われていた、という事実に変わりはありません。
チェーン調剤大手2社が行っていたというインパクトは、間違いなく大きいものです。
この発覚により揺らいだ調剤薬局への信頼。
真面目に取り組んでいる薬局への背信行為です。
早急な再発防止が行われなければなりません。

国民医療費の膨張は、日本国民一人一人の問題です。
日本という国家の存亡に関わっている、と言っても過言ではないのかもしれません。

まずは、日本の医療に関わる全ての人々が、法令遵守のもと、適正に業務に関わっていくこと。
コンプライアンス意識を高めて、信頼に足る行動を取るべきです。
医療に関わる者として、このコンプライアンス遵守の重要性は最優先課題です。
それが担保されてはじめて、次の一手が議論されていきます。

別に医療業界に限った話ではないのかもしれないですが、国民全体が平等に負担する保険や税金によって賄われている医療費。
その一端を担う企業は、より高いコンプライアンス意識を持つべきです。
今回の報道で、そのように強く思った次第です。

 

 

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