チェーン調剤薬局の「シー・アール・メディカル」が不正請求。調剤薬局業界の信頼を損なう由々しき事態。

投稿者: | 2017年9月19日

東海地方を中心に調剤薬局を運営する「シー・アール・メディカル」(名古屋市)の元幹部が、診察を受けていない従業員らの処方箋を医師に交付させ、自社運営の薬局で、健康保険を使って医薬品を不正に購入させていたことがわかりました。

シー・アール・メディカルは、「なの花薬局」などの名称で48店舗を運営している中堅チェーン調剤薬局。
元幹部は昨年2月頃から約1年間、従業員から欲しい薬の要望を聞き、保険証のコピーを出させるなどして、知人の医師に従業員や家族ら計13人分の処方箋計80枚を交付させていました。
この処方箋を自社運営の薬局に持ち込んで、花粉症の抗アレルギー剤や点鼻薬、保湿剤、風邪薬などを購入していたといいます。

親会社の医薬品流通支援会社「メディカルシステムネットワーク」(札幌市、東証1部上場)は「管理監督責任を問われてしかるべき事態」として謝罪し、不適切な処方箋に基づく調剤報酬約36万円の保険請求を取り下げるとしています。

コンプライアンス遵守が叫ばれる中でのこのような事件。
首謀者として不正を行ってきた元幹部の責任の重大さもさることながら、処方箋を交付した医師、薬を受け取っていた従業員の責任も問われてしかるべきです。
少なくとも、この医療業界に身を置くものとして、これらの行為が違法であることくらいはわかるはず。
それを知りながら、約1年も不正が行われていたというのは、言い訳の余地もないでしょう。
しかるべき処分が行われることを期待したいと思います。

最近、チェーン調剤において、似たような不正のニュースをよく耳にします。
調剤薬局の信頼を損ねる由々しき事態です。
二度とこのようなニュースが流れることのないようにしてもらいたいものです。

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