人生の新たな目標。上段で剣道五段に受かりたい。【後編】

投稿者: | 2017年12月10日

剣道をやめて20年後。37歳の時。

子供たちと公園で遊んでいました。
すると、剣道の重たい防具を担いで、トボトボ歩いている少年剣士を見かけました。
その時、「剣道を再開してみたいな」という衝動的な思いが私の心を駆け巡りました。
それが何故なのかは、今考えても皆目見当がつきません。

帰宅後すぐにネットで調べて、今の剣友会へ入会の申し込みをしました。
子供たちも一緒。ほぼ即断即決でした。

もちろん、当時は防具など一切持っていませんでした。
奥さんを拝み倒して、そこそこの値段がする防具一式を購入しました。

再開後初めて行なった稽古では、20年というブランクの大きさを実感しました。
まるで自分の身体じゃないような感覚。
10代の若かった頃のイメージと、20年を経て実際にやってみた動きとの大きなギャップ。
なんともうまくいきませんでした。

ただ、久しぶりに防具をつけて行なった稽古。
楽しさと気持ちよさ。
そして、もっと強くなりたい、上手くなりたい、という熱い衝動が駆け巡ります。
そこから私は、剣道の虜になってしまいました。

中学、高校時代に感じていた、剣道に対する嫌悪感。
今はそういった感覚は一切ありません。
むしろ、あれほど嫌がっていた剣道の稽古が、今はもう待ちきれないほどの楽しみになりました。

20年という空白。
そして、公園でたまたま見かけた少年剣士。
そんな偶然が、剣道という新たな人生の楽しみを、私に与えてくれたのでした。

剣道の再開から約半年後、私は急性大動脈解離で倒れることになります。
しばらく剣道から離れねばなりませんでした。
でも、剣道に対する情熱は、衰えることはありませんでした。
むしろ、そうした期間があったからこそ、剣道を心から楽しめるようになりました。
これは紛れも無い事実です。

先月、上段の構えで四段を取得しました。
ホッとしましたが、でも、それと同時にまた新たな目標が生まれました。

上段の構えで剣道五段を取得したい。

もう、これは自分の中では揺るぎない人生の目標です。
そのチャレンジは、順調にいって5年後になります。

何よりもまず、それにチャレンジできる身体、精神を維持することが大前提。
無理せず楽せず、自分の健康をしっかりと維持させること。
そして、剣道を心から楽しみたい。

今日は土曜日。定例の稽古でした。
気温は真冬並みでしたが、稽古をしていると程よく汗をかきます。
それがなんとも気持ちがいい。

やはり剣道は楽しい。
そのことを再確認した1日でした。

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