北朝鮮によるミサイル発射。北朝鮮問題が教えてくれた自分が本当に守るべきものとは?

投稿者: | 2017年4月29日

秋の頃でしょうか。ある日子供と海岸で遊んでいました。
夏場は海水浴やバーベキューを楽しむ人々で騒がしいですが、秋の海にはもう誰もいません。
ただ、波の音を聞きながら子供が砂遊びをしている姿を見ていると、なんとなく心が落ち着き幸せになります。
家族とこうやって過ごすなにげない時間が、この上ない幸せであることを実感するのです。

その海岸からの帰り道、子供がトイレに行きたい、と言ったので、海水浴場にある公衆トイレに連れて行きました。
クルマで待ってるから、と私は先に駐車場へ向かいました。
それが子供と交わした最後の言葉となったのです。

クルマで待ってても子供はいつまでも帰ってきません。
気になってトイレに行ったら、そこには子供も含め誰もいません。
周囲を探しても、人の気配すら感じませんでした。
私は半狂乱になり、110番に連絡。子供が居なくなった!と叫び続けました。
それから数人の警察官が到着。彼らと一緒に周辺を探しましたが、結局その日は子供を探し出すことができませんでした。

それから数日間はかなり広範な捜査を行いましたが、全く手がかりすらなし。
途方に暮れ、流す涙も枯れ果てました。仕事も手につかず、開店休業状態。
全ての幸せが、手のひらからすっかりすり落ちてしまいました。

そしてそれから十数年経ったある日、突然警察から連絡が入りました。
同様の失踪事件がここ数年全国で相次いでおり、それがどうやら北朝鮮が絡んでいるらしい、との情報でした。
実際に、北朝鮮では世界各国から相当数の若い人たちを拉致。
彼らに洗脳教育を施し、諜報機関で働かせるという非人道的行為を繰り返していたのでした。

もしかしたら、自分の子供は北朝鮮で生きているかもしれない。
そんな希望が生まれ、一刻も早く北朝鮮から自分の子供を奪い返したい。
拉致被害者の家族としての戦いが始まりました。。。
もちろんこれは私の家族の話ではありません。
でも同じ日本人である多数の家族が、上にある話と同じような北朝鮮による拉致問題により苦しんでおられるのです。
その気持ちは、同じ日本人として、共有していかなければなりません。

そんな北朝鮮情勢がここにきて緊迫感を増しています。
アメリカの空母が北朝鮮近海へ出動。
北朝鮮もそれへの対抗措置としてミサイル発射を繰り返しています。

今朝も北朝鮮からミサイルが発射され、地下鉄丸ノ内線が安全確認の為一時運転を見合わせる、など、わずかではありますが日常生活にも影響が出てくるようになりました。
今後どのような事態になるのかは不透明ですが、我々日本人としてはしっかり注視していかねばならない問題です。

朝鮮半島と日本は、歴史的にも色んなことがあり、一筋縄ではいかない問題を多数抱えています。
ただ、自分たち家族を不幸にする事態からは、しっかりと守っていかねばなりません。
拉致被害者のご家族の気持ちを思う時、このことを決意した次第です。
自分が守るべきものは何か?それを気づかせてくれるのがこの北朝鮮問題なのかもしれません。

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