大動脈解離による手術後の体力低下と向き合う。

投稿者: | 2017年10月14日

大動脈解離の手術後、約一週間はほぼ寝たきりの状態が続きました。
たまにトイレに立つくらい。
絶対安静の時期なので仕方が無いです。

一週間の寝たきりは、自分の想像以上に体力を奪いました。
ランニングで鍛えていた脚は、骨に皮と肉がぶら下がっているような感じ。
まるで老人のような脚に様変わり。
わずか一週間でこんなにも変わってしまうのか、と愕然としました。

脚だけでなく、身体全体の基礎体力が無くなっていました。
体重も入院1ヶ月の間に6キロほど減ったでしょうか。
体力が落ちているので、歩くだけでも疲労を感じてしまいます。
回復までには相当時間がかかるだろうな、と実感しました。

大動脈解離からの本当の意味での復活は、体力の回復までを指すように思います。
血圧の上がるような激しい運動は、当分の期間は御法度です。
焦らず、じっくり、ゆっくり。

退院してしばらくは、仕事も二勤三休を認めてもらいました。
休みの日は、とにかく外に出て散歩にかなりの時間を費やしました。
当時小さかった子どもたちと、のんびり歩きました。
そうしながら、一週間の仕事に耐えられる体力を徐々に養って行きました。

3ヶ月ほど経ってからは、通勤方法を電車から徒歩に切り替えました。
片道約4.5キロの道のりを、朝と夜ひたすら歩きました。
今から考えると、この通勤ウォーキングが効果絶大でした。

上半身は、腕立て伏せなどの筋力トレーニングがなかなかできませんでした。
胸の真ん中を走る手術跡が、なんとなく突っ張った感じがあり、傷口が開いてしまいそうな感覚がずっと続いていました。
また、筋トレは血圧を急激に上げてしまうため、しばらく封印していました。

その代わり、下半身は通勤ウォーキングによって、比較的早く入院前の筋力を取り戻せました。
体力に自信が出てきたのもこの時からです。
この通勤ウォーキングの習慣は、私の人生を変える大きなインパクトとなりました。

大動脈解離からの復活には相当な時間を要します。
体力の回復の仕方には人それぞれやり方がありますが、しっかりと歩く時間を日課にすることは大事だと思います。

今もこの通勤ウォーキングは、出来る限り続けています。特におすすめしたい習慣のひとつです。

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