大動脈解離のことを語ること

投稿者: | 2018年11月25日
急性大動脈解離を発症してから、もうすぐ7年が経とうとしています。
あれ以来、心臓や血管に関してはほぼ問題なく、健康的な毎日を過ごしています。


仕事でもプライベートでも、自分の病気のことを知っている人は少数派になってきました。
知っている人たちも、私の病気のことを聞いてくることは本当に少なくなりました。
大動脈解離について自ら語ることは、ここ最近はほとんどなくなりました。


でもこの前、お客さんとお話ししている時に、お互いの健康についての話題になりました。
普段は自分から大動脈解離の話をすることはほとんどありません。
しかしそのお客さんとは親しい間柄でもありましたので、久しぶりに自らこの病気のことについて語ったのです。
「お互い健康には気をつけたいですね」
そうやってこの話題は何事もなく終了しました。


ただ、自分の病気の話をする時に、いつも感じることがあります。
相手に余計な心配をかけてしまうのではないか。
今後お会いする時に、いろんな気を使わしてしまうのではないか。
話さなかった方がよかったのではないか。


自分からこの病気の話をする時はいつも、この後悔の念が押し寄せてきます。
できることなら、自分の病気のことは隠しておきたい、という気持ち。
常に心の中にある葛藤です。


この葛藤は、これからもずっと持ち続けていくのだろうと思います。
でも、この大動脈解離という病気について、色んな人たちに知ってもらいたい。
その思いも強く持ち続けています。


急性大動脈解離から復帰して7年間、何事もなく無事に過ごせていること。
誰もができることではないこの経験は、本当に貴重なものです。
普段の生活を送っていると、ついつい忘れてしまいがちなこの事実。
大動脈解離という病気に、今後もしっかりと向き合っていきたいと思います。


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