大動脈解離の初期症状。それを知っておくことで救える命がある。

投稿者: | 2017年11月4日

胸の奥の方で発生した、今まで感じたことのない違和感。
熱湯が胸の奥から下腹部へ一気に流れていく感じ。
そして、私は程なく失神を起こしたのでした。

スタンフォードA型の急性大動脈解離が発生した時の初期症状としては、私の場合は非常に分かりやすい例だったと思います。
周囲の人たちも、その一部始終を見ていてくれたので、その初期症状から既に大動脈解離が強く疑われました。

結果として、早い段階で緊急搬送、手術が行われて、私は何ら後遺症もなく、今までと変わらない普通の生活を送ることができています。

大動脈解離の初期症状。
これを知っておくことで救われる命は間違いなくあります。

胸部の激痛、鈍痛は、大動脈解離の典型的な初期症状です。
年齢に関わらず、そのような痛みを訴えている人がいれば、救急対応が必要とみていいと思います。

胸の痛みは、肋間神経痛など命に直結しないものもありますが、大抵は何らかの病気が関わっていることが多いです。
患者本人が「大丈夫」と言っても、何らかの対応をとってあげることが大事です。

特に大動脈解離は、本人は間違いなく今までに感じたことがない違和感を感じているはずです。
それを周囲にいる我々がしっかりと受け止めてあげること。
そこが運命の分かれ道といっても過言ではありません。

大動脈解離の初期症状を知っておくことで救われる命はたくさんあります。
ただ、大動脈解離という病気自体があまり知られていないという現状があります。

大動脈解離という病気。そしてその初期症状。
少しでもこの病気の認知度が上がって、救える命が増えればいいな、と願ってやみません。
このブログがその一助となるよう、これからも発信を続けていければと思います。

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大動脈解離の初期症状。それを知っておくことで救える命がある。」への1件のフィードバック

  1. 有田善信

    私も解離性大動脈瘤はまったく知りませんでした。突然夕食時に背中が痛くなり
    意識を失って、意識が戻ったのは、2ヶ月後でした。身体もまったく動かす事が出来ず声も出せない状態でした。妻から説明をうけてやっと状況を理解出来ました。会社を経営しておりましたが、妻が後を引き継ぎ、なんとか乗り越えて来ました。
    大動脈解離はサイレントキラーと呼ばれていますが、まったくその通りですね。

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