大杉漣さんの訃報に接して思うこと。

投稿者: | 2018年2月25日

2月21日、俳優の大杉漣さんが急性心不全で死去という報道が流れました。
ドラマやCMにも直近まで元気に出演していました。
健康に問題がありそうなことも特になさそうな様子でしたので、「どうして?」という思いが込み上げてきます。

この急性心不全。
平たく言えば、心臓が何らかの理由で急激に動かなくなり、循環状態に病的な影響を及ぼす状態。
心臓は全身に血液を送るポンプの役割を果たしています。
そのポンプ機能が損なわれると全身に血液を循環させる事ができなくなります。

急性心不全の大半は虚血性心疾患と言われています。
虚血性心疾患では安静時や労作時など時を問わず突然意識をなくし、症状出現後1分以内に命を落とす事もあるそうです。
大杉漣さんの場合、どういう理由で急性心不全に至ったかは報道されていませんが、急激に病状が進行していったものと思われます。

急性心不全を起こす原因は、心疾患の三大危険因子と言われる「高血圧・糖尿病・高コレステロール血症などの脂質代謝異常」から、感染症、アルコール、ストレスなど非常に多くのものが複合的に絡んでいます。
そのことから、完全に予防するのは難しいといわれています。

ただ、心疾患の三大危険因子は先述の通り高血圧、糖尿病、脂質代謝異常の3つ。
虚血性心疾患を予防するためには、健康的な生活を心がけて、少しでも突然死のリスクを減らすことが重要と言えます。
これは大動脈解離にも全く同じことがいえます。

突然の訃報に、やるせない気持ちが込み上げてきます。
ただ、報道によると、親しい俳優仲間や妻などに看取られて逝ったとのこと。
人々に愛され、最後の瞬間までそういう人々に囲まれていたことは、救われた思いがしました。

生き方と死に方。
大杉漣さんの訃報に接して、改めて考えさせられました。

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