後発医薬品の使用促進はいいことだが。。小手先だけの対策では日本の社会保障の未来はない。

投稿者: | 2017年4月8日

今日は少し気になるニュースがありました。
私が毎日服用している後発医薬品に関する報道です。

日本ジェネリック製薬協会は、後発医薬品の錠数換算でのシェアとして2016年度は64%、672億錠相当になるとの見通しを発表しました。
2020年度までに80%という目標達成に向け順調な進捗であることが示されています。

一方、後発医薬品の使用促進による医療費削減効果は、先発品の置き換えにすぎないことから、仮に数量目標をクリアしたとしても、財政効果は当初の試算を下回る可能性も出始めているとのことです。

これ、先発医薬品の使用量がもっと伸びて行くという、元々の試算に狂いが生じてきているかららしいです。
後発医薬品の使用促進は、増え続ける医療費を削減する切り札だ、と言われ続けてきましたが、もう切り札というほどの効果はないのかもしれないですね。

元々、後発品への切り替えが進んでいなかった時代には、後発品シェアは20%台だったのですから、後発品市場もここ数年で飽和状態になることは目に見えています。
ただ、後発品の使用自体は医療費抑制のためには必要な対策ですので、今後もしっかりと継続して行って欲しいものです。

心配なのは、超高齢社会に向かう過程で、このような小手先だけの策で対応できるのかどうかです。
後発医薬品の切り替えや薬価削減、診療報酬の見直しなどの策を講じたとしても、医療費などの社会保障が立ち直る感じが全くしません。
国民皆保険自体に無理がある現状では、このような議論は今後たくさん出てくるのでしょう。

日本の財政は完全に破綻しました。
医療費は、自分の責任においてすべて支払ってください。
なんていう日も近い将来やってくるかもしれません。

そうならないことを願いたいですが、仮にそうなったとしてもそれに対する準備はしておきたいものです。
大動脈解離という病気を患った経験を生かしたいですね。

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