急性大動脈解離から身を守るためにすべきこと。まずは急性大動脈解離のことを知ることからはじめよう。

投稿者: | 2017年1月20日

まさか自分が・・・。

私は37歳で急性大動脈解離を発症しました。
それまでは、病名は知っていましたが、それがまさか自分に起こるとは夢にも思っていませんでした。
事故や病気というのはそういうものかもしれません。
いつ何が起こるか、だれもわからない。
でも、仮にそういう状況になったとき、その対処法を知っているかどうかで、その後の運命は大きく変わります。
まず急性大動脈解離という病気を知ること、その原因を見つめなおすことはとても大事なこととなります。

急性大動脈解離かな?と感じたらやるべきこと

急性大動脈解離には、特徴的な症状が出現します。
まず、急性大動脈解離は、突然裂けるような激しい痛みが背中や胸・腹部に出現します。
そしてその痛みが移動することが特徴的です。
また、背中の痛みで発症することがありますが、背中の痛みは筋肉や骨の問題からくる整形外科的な疾患と思われている方が多くいます。
しかし、急性大動脈解離のように重症な病気もあるため、突然の強い背中の痛みや、普段は感じた事がない痛みが出現した場合は、我慢せずにすぐに病院を受診することが重要です。
このことをまずしっかりと理解しておきましょう。

救急隊が到着したらするべきこと

もしあなたが急性大動脈解離になった場合、激しい痛みのために救急車を呼ぶことになります。
救急車が到着後、救急隊による診断が始まります。
もしあなたが、運よくしっかりと意識がある場合は、必ずこの症状と急性大動脈解離の可能性を伝えましょう。
診断がつき次第すぐに、心臓血管外科や循環器内科の医師と連携をとって治療することになります。
運悪く救急隊の診断が誤ったものとなり、心臓外科医のいない病院へ搬送されたりすると、あなたの予後は非常に厳しいものになります。
救急隊が適切な判断をするために、適切な情報を提供しましょう。
地域によっては循環器専門の治療を行っている病院があるため、事前に大動脈解離が強く疑われているような場合にはこのような病院への搬送が検討されることになります。

急性大動脈解離の原因をしっかりと見つめなおそう

急性大動脈解離から身を守るためには、まずその原因をしっかりと見つめなおすことが大事です。
危険因子としては、高血圧や動脈硬化がある方、高齢の方、喫煙される方に起こりやすいといわれています。
また、外傷によっても起こることもあります。
また、生まれつきの病気である、マルファン症候群、大動脈炎症候群という方にも発症しやすいです。
これらの症状がある方は、いつでも急性大動脈解離が起こる可能性を認識しておくことが重要です。

急性大動脈解離から身を守るためには、まず急性大動脈解離を知ることからはじめよう。

急性大動脈解離の治療は、解離の状態、場所などよって異なります。
手術を行う場合もあれば、薬剤により血圧や痛みをコントロールする保存療法があります。
スタンフォードA型に分類される解離は、緊急手術が適応となります。
いち早く専門の医師による適切な手術を受けることが出来るかが、その後の運命を決める重要なポイントです。
急性大動脈解離による合併症として、意識障害、脳梗塞、心筋梗塞、心停止なども起こることがあります。
これらを防ぐために、治療はなによりもスピードが命となります。

まず急性大動脈解離をしっかり正しく理解することが大事です。
ご自身に限らず、皆さんの周りにもしっかりとこの病気のことを伝え、いざというときのために備えておくことが大事です。
すぐにはじめましょう。

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