急性大動脈解離の発症から丸6年経って思うこと。

投稿者: | 2018年1月21日

ちょうど6年前の今日。
私が37歳の時、スタンフォードA型の急性大動脈解離を発症しました。
もう、あれから丸6年が経過しました。
そして今日から7年目を迎えます。

発症した当時、6年後にこうやってブログを書いている姿は、当たり前ですが想像できませんでした。
手術が終わってからしばらくの間は、死にたくないなぁ、もっと生きていたいなぁ、という複雑な思い。

身体が落ち着いてくると、今度は将来に対する不安のようなものが頭をグルグル回ります。
今後の仕事のこと。私生活のこと。家族のこと。
たくさんの思いの中で、日々が過ぎていきました。

今思い返すと、それらの不安や思いは杞憂に終わりました。
この6年間、何もかもがうまくいっている。
順調そのもの。

ただ、そういう不安や複雑な思いは、心の奥底で、消えることなくずっとくすぶっています。
逆にいうと、それがあるからこそ、大動脈解離を再発させない生き方につながっている。
発症以降、その生き方は途切れることなく、一本の糸で繋がっています。

この繋がった糸を切りたくない。
糸が切れないようにするために、糸を丈夫にしたり、柔軟性を持たせたりしなければなりません。
糸の近くに刃物があってもいけません。
血管と全く同じです。

そして、この糸を切りたくないと思ってくれている人々がいる。
一緒にこの糸を紡いでくれている。
もう感謝の気持ちしかありません。

6年前のあの時から繋がっている糸。
これは自分の人生の基盤です。
これからもこの基盤が変わることはありません。
これから先も、この基盤の上により良い人生を積み重ねていきたい。

人生の節目で、自分の生き方を振り返ること。
それを教えてくれた大動脈解離に感謝します。
そして1年後の今日、この1年もまた本当に素敵な人生だった、と言えるようにしたい。
そう決心しました。

急性大動脈解離の発症から丸6年経って思うこと。」への1件のフィードバック

  1. シンタロウ

    ブログ拝見しました。
    私は32歳の医薬品関係のサラリーマンしております。
    2017年12月6日の18時過ぎに急性動脈解離を発症しました。
    幸いだったことは出張ベースであったのにたまたま家にいて内勤していたこと、近隣病院で簡易検査できたこと、そこから大学病院が受け入れてくれたことです。
    また、スタンフォードBで解離が進んでいたものの、ステントグラフトの専門医がいたことです。
    発症から約2ヶ月、数日前に職場復帰しました。
    まずは通勤と数時間の内勤でよいとの上長指示。
    本当に運がよかったです。

    ブログを発見拝見して共感するばかりです。

    今後も応援させて頂きます。
    私も予後改善に務めます。

    返信

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