息があがること。その恐怖心は拭えることはない。

投稿者: | 2018年2月12日

急性大動脈解離の手術を終えて3週間ほどたったころでしょうか。
自分の状態を図ることを目的に、階段の上り下り運動を行いました。
もちろん看護師さんも同伴する、ちゃんとしたリハビリプログラムの一環です。

1階下まで階段で降りた後、同じくその階段を上って帰ってくるという単純作業。
手術後初めての階段の上り下り。
わずか1階分の階段、ぜんぜん余裕だろうと思っていました。

しかし結果は散々でした。
自分の想像以上に息があがりました。
手術と寝たきり期間によって体力は相当低下していましたが、まさかここまで落ちているとは思ってもみませんでした。
看護師さんには、ただひとこと「きついです」という言葉を吐きました。

退院後は、定期的に病院へリハビリ通い。
通勤も電車から徒歩に変えて、とにかく体力の向上に励みました。
おかげで一年もしたら、自分の体力にもある程度自信が持てるようになりました。

ただ、息があがる運動は、正直なところ、どこまでが限界なのか今でも掴みきれていません。
呼吸ができないくらいまで息があがったことは、少なくともこの病気になってからはまだありません。
ランニングや剣道。
これらの運動をやってはいるものの、自分を限界まで追い込んだことはありません。
やはりそこはまだ未踏の境地。
恐怖心が拭えることはありません。

自分でもそこまでやってはいけないだろうという自制心が強く働きます。
そう、それでいいのです。
無茶をして自分の限界点を敢えて越える必要はありませんし、やってはいけないことなのです。

ただ言えることは、自分の体力にあった適切なトレーニングを積んでいくことが大事であるということ。
そうしておけば、間違いなく基礎的な体力は向上していきます。
自分の限界点は間違いなく上がっていきます。
決して急いではいけない。しっかり時間をかけてやることです。

ホノルルマラソンの完走。
剣道五段への昇段。

しっかり時間をかけながら、自分のペースでこの目標に向かってトレーニングを積んでいきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です