感性を研ぎ澄ますこと。

投稿者: | 2018年1月29日

いつもの通勤ウォーキング。今日は早めに家を出ました。

その途中。
隅田川の河川敷にあるベンチに腰掛けます。
そして、そこでそっと目をつむり、わずかな時間ではありますが瞑想状態に入ります。
すると、いろんな発見を感じ取ることができます。

耳に聞こえてくる音。
堤防に打ちつける隅田川の波の音。
近くの道路を走る車のタイヤ音。
さらに耳をすますと、ザァーっという重低音が聞こえてきます。
車のエンジン音、空調の排出音などが統合された、東京の街全体が発する音。
普段は聞き取ることができませんが、聴覚を研ぎ澄ますことで認知することができます。
それがなんとも新鮮で心地よい。

鼻に入ってくる空気。
隅田川の水辺で感じる湿っぽさ。
それに加えて、汽水域特有の磯の香りがほのかに鼻をつきます。
そして、空気の中に感じる粉っぽいざらつき感。
いろんな空気感を感じることができます。
でも根底に感じるのは、冷たい空気が鼻を通り抜ける時に感じる、真冬のあの独特の匂い。
空気を鼻から大きく吸い込むことで、街の匂いや季節感を存分に味わうことができます。

肌に感じる空気。
冬の朝のピンと張りつめた冷たい空気。
首筋や頬など肌の敏感なところに、鋭く突き刺してくるあの感覚。
その空気が肌に触れるたび、私の心臓や血管がある一定の緊張感をもちます。
身体の奥がキュッと引き締まる感じ。
この感覚はまさに冬独特のものです。
肌で感じる空気感もまた、季節を身体の奥底で強く感じることができます。

雑事で心と身体が流されそうになった時、ふと目をつむる。
わずかな時間、瞑想して感性を研ぎ澄ます。
そうすることで、なんとなく心が落ち着いてきます。

その時に感じること。
それは人それぞれ違います。
正解のない、自分だけの感覚。
それはまさに自分だけのものです。

邪念や煩悩ばかりの自分だけれど、目を瞑ることで新しく見えてくることもあったりします。
無駄にみえる時間かもしれないけれど、そういう時間もまた案外貴重なものかもしれません。
これも、大動脈解離が教えてくれた素敵な生活習慣です。

新たな週のはじめ。
清々しい気持ちでスタート。
まだまだ寒い日が続きます。

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