激痛で失神することもある!スタンフォードA型大動脈解離の痛みとはどのようなものか?

投稿者: | 2017年4月22日

今日、仕事でお客さんと話している時に、大動脈解離の話題になりました。
普段は自分からこの病気の話題に触れることはほとんど無いのですが、たまたまお客さんが、私が大動脈解離で倒れたことをご存知だったので、その話題になったのです。

その際に、「大動脈解離になった時ってどれくらい痛いの?」と聞かれました。
確かにこの質問はよく受けます。
医学書などには、『バットで背中を殴られたような激痛』とか、『痛過ぎて失神することもある』とか、とにかくイタイという事を最大限の表現で表すのがほとんどです。

でもこれは、ある意味本当で、ある意味大袈裟なのかもしれません。
誤解を恐れずに言うならば、痛いと言う表現は不適切と感じます。

私も5年前、このスタンフォードA型大動脈解離を経験しました。
その発症時の感じを私なりの表現で表すと、
『胸の奥の方で、熱湯が流れていくような感覚』というものでしょうか。痛い、というよりも、熱い、という感じ。

でも、はっきりと裂けてるな、という感覚はありました。

痛い、という表現では若干ニュアンスが違って、今まで感じたことのない不快感、といったほうがよいのかもしれません。
実際、解離を起こした瞬間は、叫び声などはあがりません。
むしろ、「んぐぐぐっ」と声にならないうめき声を出したか出さないかくらい。

今まで感じたことがない感覚だったので、さすがにこれはヤバイ、と真っ先に思いました。
近くの椅子にすぐに腰掛け、混乱する頭を落ち着かせようとしました。
その時、仕事で一緒にいた上司から、「大丈夫か?」と声をかけられ、それに応じようと起立した時、失神してその場に倒れたのでした。

痛い、というより、今までに感じたことのない不快感、という表現が正しいかもしれません。
これも実際に大動脈解離になってみないと分からないし、感覚も人によって千差万別です。

ただ、ひとつだけ言えるのは、スタンフォードA型大動脈解離は、発症からどれだけ早く治療に移れるかが生死を分けるポイントです。
今までにない胸の不快感や痛みを感じたら、すぐに医者にかかることをオススメします。

『今までにない感覚』これが命のキーワードです。

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