生活習慣病が認知症を引き起こすリスクを高める!今のうちに生活習慣を変えよう。

投稿者: | 2017年1月30日

生活習慣病は高齢者でも増え続けています。
しかし、生活習慣病を疑われても、治療せず放置する人が多いという事がいろんなデータから分かっています。
自覚症状がほとんど無く、生活に支障を来たすことが少ないからです。
ただ、最近の研究で、生活習慣病が認知症を引き起こすリスクを高めることが分かってきました。
自分が認知症になるかもしれないと思う人は意外に少ないのですが、生活習慣病と認知症に関連があるのなら、黙ってみているわけにはいきません。
今回は生活習慣病と認知症の関連について調べてみました。

生活習慣病が脳に及ぼす影響

脳の血管に障害が起きると、脳血管性認知症が発症しやすくなることがわかってきました。

○糖尿病

糖尿病は、生活習慣によってインスリンの分泌が低下したり、インスリンに対して抵抗性が出る事で発症します。
血液の中のブドウ糖を処理し切れずに血糖値が高いままになると、脳血管や脳神経に障害が起こりやすくなります。

○脂質異常症

血液中の中性脂肪やコレステロールが多くなり、動脈硬化を起こしやすくなります。
動脈硬化になると血管内が狭くなるため、血流が悪くなったり、血管がもろくなったりします。
その結果、脳梗塞、脳出血などが起きやすくなります。

○高血圧

血圧が高い状態が続くと、血管が傷み、動脈硬化などを起こしやすくなり、脳卒中の原因になります。

○脳卒中

脳で血管が詰まると脳梗塞になり、血管がもろくなっている場合は脳出血となる場合があります。
脳卒中になると脳細胞が傷つき、麻痺や言語障害が残りやすくなってしまいます。

高血圧患者は脳血管性認知症のリスクが3.4倍

生活習慣病は脳血管障害を起こしやすくし、脳血管性認知症の発症に関係しているのではないかと考えられています。
1985年から福岡の久山町で行われている調査では、高血圧症の人が脳血管性認知症になるリスクは、正常血圧の人よりも3.4倍ある事がわかりました。
また50歳以上64歳以下の中年期で高血圧である人は、これよりも高いリスクになる事が判明しています。
この事より、若い頃から血圧が高い人ほど、脳血管性認知症になる確率が高いと言えます。

糖尿病患者はアルツハイマー型認知症の発症リスクが4.6倍

2型糖尿病は、血管に障害を起こし脳血管性認知症とも関わりがあるとされていますが、アルツハイマー型認知症になるリスクも高いとも言われています。
九州大学での研究の結果、高インスリン血症状態が、アルツハイマー型の原因と言われているアミロイドβ蛋白を分解出来なくする事がわかりました。
また、アルツハイマー型の原因と考えられているタウ蛋白の変質促進にも関わっていることも判明しました。
結果として、糖尿病患者の認知症発症リスクは、血糖値が正常な人より4.6倍も高くなっている事が明らかになっています。

認知症を予防するには、まず生活習慣を改善

認知症は発症するなかり前からの生活習慣の積み重ねが関係します
アルツハイマー型認知症の原因になるアミロイドβ蛋白は、発症の25年も前から溜まりだすというデータもあります。
アミロイドβ蛋白とインスリンに関係がある事がわかっていますので、糖尿病にならないよう、この時期から注意が必要です。
認知症は、自分だけでなく周囲の人たちに大きな負担を強いることになります。
豊かな人生を送るためにも、生活習慣病に疑いのある方は、今のうちに生活習慣を良い方向へ変えていきましょう。

 

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