糖尿病が日本を滅ぼす!?糖尿病に対してのあまーい認識を変えよう

投稿者: | 2016年12月29日

糖尿病は国民病!増え続ける患者数

糖尿病とは、血液中のブドウ糖が高くなる状態(高血糖)が続く病気です。
その糖尿病が、日本でどんどん増えていることは、最近のメディアでもよく耳にします。
ではどのくらい増えているのでしょうか?
厚生労働省が発表した「平成18年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、糖尿病が強く疑われる人は約820万人、糖尿病の可能性が否定できない人は約1,050万人となり、その合計数は約1,870万人という驚くべき結果でした。
平成14年の調査では、合計数約1,620万人でしたので、たった4年で250万人も増加したことになります。
この数は日本人の約6人に1人に当たります。
スギ花粉症と併せて、まさに日本の国民病といっても過言ではないでしょう。

糖尿病は甘く見られている!?

糖尿病は、初期には「痛い」「苦しい」などの自覚症状がほとんどありません。
また、糖尿病と診断されても、食事療法、運動療法、薬物療法を行い、適切な血糖コントロールを続ければ、健康な人とほとんど変わらない生活を送ることができます。
さらに、食べ過ぎ、運動不足、薬の飲み忘れなどが続いたとしても、目に見えて身体が不調を訴えるということがあまりありません。
そういうこともあり、糖尿病はなんとなく甘く見られてはいないでしょうか?
でも、糖尿病は本当はものすごく怖い病気なのです。

本当に怖いのは、糖尿病の合併症

糖尿病で一番怖いのは合併症です。
多くの場合、糖尿病になってから10年前後でさまざまな合併症が現れるようになります。
なかでも代表的なのが、次に紹介する糖尿病の3大合併症です。

三大合併症:「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」「糖尿病性神経障害」

糖尿病が進行すると、次第に神経が働きを失っていき、感覚障害が起こります。足に傷を負っても気づきにくく、そこから細菌に感染して細胞が壊死してしまい、切断を余儀なくされる可能性もあります
眼の網膜にある細い血管に異常が起こり、最悪の場合、失明する危険もあります
尿中にタンパク質が認められるようになり、放置すると腎機能が悪化して人工透析が必要となってきます
早い段階から、糖尿病を悪化させない、改善に向けた対策を打つことが必須となります。
まず甘い認識を改めることから始めないといけないのかもしれません。

日本人の死因、『隠れ1位は糖尿病』の説得力

まずは、下記のデータを見てみましょう。

「平成21年人口動態統計の概況」(厚生労働省)
第一位:悪性新生物(がん)34万4105人
第二位:心疾患 18万745人
第三位:脳血管疾患 12万2350人
第四位:肺炎 11万2004人
第五位:老衰 3万8670人

悪性新生物(がん)が一位となっています。
一方で、糖尿病はというと1万3987人で十位以下です。
これだと、糖尿病が直接の原因で死ぬことはないんだな、というイメージがわいてきそうです。
ただ注目しなければならないのは第二・三位の「心疾患」「脳血管疾患」です。
これらはいずれも、糖尿病によって発症するリスクが高まる病気です。
糖尿病になると動脈硬化が進みます。
そして、血管が詰まったり、狭くなったり、あるいは破裂したりすると、狭心症心筋梗塞脳梗塞くも膜下出血などの心疾患、脳血管疾患を起こしやすくなります。
こうした病気の間接的な要因が、糖尿病であることがわかります。
また、第一位のがんに関しても、糖尿病になると免疫力が落ち、がんにもかかりやすくなるといわれています。
実際に糖尿病患者の死亡原因の一位は、がんであるという事実。
以上のことから、糖尿病は国民の死因に大きく関わっています。

糖尿病が日本を滅ぼす!まずは糖尿病に対する認識改革からはじめよう

糖尿病や、それに起因する病気に対する医療費も莫大なものになります。
ただでさえ、高齢化により医療費は拡大の一途をたどっています。
それに輪をかけるように、糖尿病に関連する医療費が上乗せされると、財政の更なる逼迫は避けられません。
糖尿病対策を国民運動として進めていかなければ、人口減少・財政難により国力を弱める大きな要因となります。
糖尿病が日本を滅ぼすといっても過言ではないかもしれません。
まずは、糖尿病に対して、国民一人ひとりの認識を変えるところから始めないといけないのではないでしょうか?

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