過労が原因で急性大動脈解離になることもある。トラック運転手死亡のニュースで思うこと。

投稿者: | 2017年8月31日

長野県の運送会社に勤めていたトラック運転手が今年1月、配送中に急性大動脈解離を発症し死亡しました。
この男性は、コンビニエンスストアへ商品を配送する業務に従事していました。
死亡する直前1ヶ月の残業時間は、過労死ラインと呼ばれる月100時間を超えて114時間に上っていたとのことです。
労働基準監督署は、長時間労働が原因で死亡したとして、今月、労災認定しました。

過労によって大動脈解離を発症する、ということになります。
これは重大な事実です。

過重労働により肉体的、精神的疲労がピークに達すると、健康を害していくことになります。
高血圧や動脈硬化などの基礎疾患があると、過重労働によってそれらの基礎疾患が悪化します。
それが大動脈解離に繋がっていくのです。

過重労働は知らず知らずのうちにやってしまいがちです。
これは企業に勤めるサラリーマンだけの問題ではなく、自営業やフリーで働く人々など、すべての労働者の問題でもあります。
ついつい働き過ぎて健康を害していき、気づいたら突然死に至ってしまっていた。
企業の労務管理だけの問題ではないのです。

そこで必要になってくるのは、まずは自己管理。
自分を常に客観的に見ること。
特に40歳を過ぎたら、身体が発するサインはしっかりと把握しておきたいものです。
血圧、脈拍、体重なんかはすぐにでも測定できます。
睡眠不足や高ストレスの状態も自覚しやすい症状です。
異常が出てきたら、生活を変える勇気だけは持っておきたいものです。

 

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