悪玉コレステロールが悪玉すぎる!『サイレントキラー』動脈硬化の恐怖

投稿者: | 2016年12月28日

加齢により誰にでもおこる動脈硬化。何が問題なの?

動脈硬化とは、その名の通り動脈が硬く、もろい状態になることをいいます。
動脈硬化自体は、老化により誰にでも起こることですので、それだけなら大きな問題はありません。
問題となるのは、加齢以外の原因で動脈硬化が進行してしまうケースです。
それは、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が原因の動脈硬化です。
これが進行すると、脳梗塞心筋梗塞大動脈解離などの重篤な疾患につながっていきます。
自覚症状がないまま進行するので、「サイレントキラー」という不気味な別名まで持っています。

悪玉コレステロールは厄介者!動脈硬化のメカニズム

悪玉コレステロールは、非常に厄介な性質をもっています。
それは血管の壁に入り込むという性質です。
それにより血管の壁をどんどん分厚くし、さらに血管の弾力性を奪っていきます。
さらに、この血管内に入った悪玉コレステロールを排除するため、白血球が血管内に入り込んでいきます。
白血球により悪玉コレステロールは排除されますが、その残骸や排除し切れなかったコレステロールが、プラークと呼ばれるコブのようなかたまりを作ります。
これが、動脈硬化の直接的な原因となります。

放っておくと大変。致死的な病気につながる動脈硬化

放っておくと、プラークにより血管の内側が狭くなり、どんどん血液が流れにくくなってきます。
コレステロールでできたプラークが何かの刺激で破れると、傷を修復するため、血小板が集まってきます。
血管が修復される過程でかさぶた(血栓)が作られます。
その血栓がはがれ、全身の末梢組織まで届くと、細い血管を詰まらせることがあります。
冠動脈、頸動脈、脳動脈などの重要な血管の場合は大変です。
脳梗塞や心筋梗塞のような重篤かつ致死的な病気につながることになります。

動脈硬化を引き起こす危険因子はたくさんある!

悪玉コレステロールの増加は動脈硬化の大きな原因です。
その悪玉コレステロールに好ましくない影響をおよぼす危険因子は多数存在しています。

動脈硬化の危険因子

●善玉コレステロールの減少
善玉コレステロール(HDLコレステロール) は、血管にへばりついたコレステロールをはがす作用があります。
善玉コレステロールが減ると悪玉のはたらきが活発になり、動脈硬化を引き起こしやすくなります。
●中性脂肪の増加
中性脂肪は、悪玉コレステロールを小型化する作用があります。そのため血管の壁に入りやすくなります。
●高血圧
血圧が上昇すると、その圧力で血管がもろくなります。
そのため悪玉コレステロールが血管壁に吸収されやすくなります。
●内臓脂肪の増加
内臓脂肪が多くなると、血中の善玉コレステロールが減少し、悪玉コレステロールや中性脂肪が増加しやすくなります。
●高血糖
高血糖状態では、血管が動脈硬化を防ごうとするはたらきが失われます。
また悪玉コレステロールの酸化により、動脈硬化を進行させます。

まずはひとつだけ生活習慣を改善させよう。予防しやすい動脈硬化

生活習慣を改善することは、動脈硬化を予防する上では大変重要なことです。
ただ、アレもコレも、と色んなことに手を出そうとすると、なかなか習慣化は進みません。
これも高血圧の予防と同じで、まずはひとつターゲットを絞って、それが習慣化するまで続けることをお奨めします。
まずは、運動不足を防ぐことを心がけてみてはいかがでしょうか。
ウォーキングは誰でも簡単に始められ、継続させやすい行動習慣です。

そのために私は『通勤ウォーキング』を推奨してします。

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