余分な脂肪が命取り。中性脂肪をやっつけなければならない理由とは?

投稿者: | 2016年12月28日


悪者に見られがち!?中性脂肪の正体とは?

中性脂肪(TG:トリグリセリド)とは、体内にある中性脂質、リン脂質糖脂質、ステロイドの4種類の脂質の一種です。
中性脂肪は、糖質(炭水化物)、動物性脂肪を主な原料として肝臓でつくられます。
中性脂肪には、内臓を守り、体温を一定に保つなど、体内の生命維持活動には欠かせない、重要な役割があります。
中性脂肪の数値が高いとよくないと言われることから、不要なものに見られがちです。
しかし、人間が生きていく上では欠かせない必要なエネルギー源ですので、一定の数値は必要になります。

何がいけない?中性脂肪

中性脂肪が余分になり血液中に増加してくると、動脈硬化を進める要因になります。
動脈硬化は、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの重大な疾患の原因となります。
そのため、中性脂肪の数値を基準値内に留めておくことが重要となります。
中性脂肪の基準値30~149mg/dlです
値が高い場合には動脈硬化の危険度が高く、低い場合には栄養障害やそれを引き起こす病気が考えられます。

中性脂肪が異常な場合に疑われる病気

・高値:脂質異常症、糖尿病、甲状腺機能低下症クッシング症候群、肥満、肝障害など
・低値:甲状腺機能亢進症、肝臓病、アジソン病、栄養障害など

中性脂肪値。異常があったらどうするか?

中性脂肪値が高値を示す人の大半は、肥満や食べすぎ、運動不足、飲酒によるものです。
この状態が続くと、心筋梗塞、脳血管障害など、動脈硬化症の病気の原因になりますので、中性脂肪を家庭でコントロールすることが大切です。
飲酒している人は禁酒するか、節酒が推奨されます。
肥満や運動不足の人は、運動する習慣をつけ、脂肪や糖質(炭水化物)の多い食事を控えるなどの生活習慣の改善が必要となります。

中性脂肪をやっつけろ!『有酸素運動』

メタボ改善、ダイエットに有効な運動は、「有酸素運動」です。
有酸素運動とは、酸素をしっかりと取り込みながら、時間をかけてゆっくりと力を出す運動のことです。
具体的には、ウォーキング(早足による)、軽いジョギング、サイクリング、水泳などが該当します。
有酸素運動を行うと、まず血流がよくなります。
血流がよくなると、リポタンパクリパーゼという酵素が筋肉内で活発に働いて、中性脂肪を運んでいるリポタンパクが分解されやすくなるため、中性脂肪が下がります。
中性脂肪が下がると、善玉のHDLコレステロールが増えます。
さらに運動を続けると、徐々に悪玉のLDLコレステロールが減り、総コレステロールも低下することが分かっています。
そのほか、有酸素運動には、血行をよくすることで血圧を下げる効果もありますし、インスリンの働きをよくして糖尿病も改善してくれます。
有酸素運動を行うことで、脂質異常、高血圧、糖尿病といった動脈硬化の危険因子が改善されますので、心筋梗塞や脳卒中などの予防にもつながります。

有酸素運動の代表格、「通勤ウォーキング」を実践しよう

水泳やジョギングなどは、仕事を中心に生活しているサラリーマンには、なかなか習慣化が難しい種目です。
そのために時間を取るという「手間」が発生するため、長続きしにくいのです。
私が提唱する「通勤ウォーキング」は、「通勤」という仕事の一部をトレーニング化します。
効率的かつ合理的。習慣化しやすい。
そして、それが習慣化されれば、人生を変えることに繋がるのです。
しつこいようですが、人生を変えたいと思っている方は、まず「通勤ウォーキング」を始めてみてはいかがでしょうか?

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