「サイレントキラー」高血圧症。早めの対策が豊かな人生を送る近道!

投稿者: | 2017年1月7日

高血圧症どのような状態を指す?

高血圧治療ガイドライン2014(日本高血圧学会)では、高血圧症は以下のように定めています。
 至適血圧:120mmHg未満 かつ 80mmHg未満
 正常血圧:120-129mmHg かつ/または 80-84mmHg
 正常高値血圧:130-139mmHg かつ/または 85-89mmHg
 I度高血圧:140-159mmHg かつ/または 90-99mmHg相は
 II度高血圧:160-179mmHg かつ/または 100-109mmHg
 III度高血圧:180以上mmHg かつ/または 110mmHg以上
高血圧は、それ自体に自覚症状があることほとんどありません。
しかし、放っておくと脳や心臓、腎臓などに悪影響を及ぼす症状です。

高血圧の原因となる生活習慣や環境

高血圧は、心拍出量(心臓から出る血液の量)と、血管抵抗(血管の狭さや硬さを反映している血管の抵抗)に影響する要因が原因となります。
心拍出量は、塩分の取りすぎ、腎臓の異常、神経系の異常などによって影響を受けます。
例えば、ストレスや興奮状態によって交感神経が高まると、心臓から出る血液量が多くなり血圧が高くなります。
また塩分は、水分を血管に取り込む作用があり血液量が増えるため、血圧が高くなります。
さらに、食生活や運動習慣、ストレスなどと高血圧の関係は重要です。
食生活については、コレステロールが多く含まれている食事、大量飲酒が高血圧と関連しているといわれています。
肥満も高血圧と関連しており、そのため運動習慣がない人では高血圧になりやすいと指摘されています。

高血圧症の症状は?

高血圧自体だけではほとんど症状がないため、症状が進んでいくと重篤な疾患に繋がっていきます。
動脈硬化とならんで「サイレントキラー」と言われることもあります。
稀に、頭痛、めまい、耳鳴り、むくみが起きることがありますが、これらは、高血圧により脳や心臓に影響があるため起こると考えられています。

高血圧症を改善させるためには?

高血圧症の治療は、主に薬物治療と生活習慣の改善に分けられます。
治療で目標とする血圧値は、最高血圧140mmHg未満、最低血圧90mmHg未満が一般的です。
高血圧症の治療薬には、合併症の程度に応じ、カルシウム拮抗薬、ARB、ACE阻害薬、利尿薬などが選択されます。
生活習慣については、主に運動と食生活の改善に主眼が置かれます。
運動は、高血圧治療ガイドラインでは「有酸素運動を中心に毎日30分以上の運動を目標」とされています。
食生活を含む生活習慣に関しては、以下の見直しが効果的とされています
 ・食塩の摂取量:1日あたり6g未満
 ・食事の内容:野菜・果物中心。魚を積極的に摂る。コレステロール・不飽和脂肪酸の摂取を控える
 ・そのほか、節酒、禁煙、BMI25未満に抑える
高血圧症は、気づいたときには脳卒中や心筋梗塞、大動脈解離などを発症する危険性を増加させます。
何も症状がないから、と油断していると、痛い目にあうのはあなたです。
少しでも血圧に変調があるようなら、医師に早めに相談しましょう。

早い段階で適切な対応を取っていくことが、豊かな人生を送る近道となります。

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