30代でA型の急性大動脈解離を発症。これは運が良かったのか悪かったのか?

投稿者: | 2017年6月18日

私は37歳で急性大動脈解離を発症しました。
1番緊急度の高い、スタンフォードA型。
今考えてみると、現在の自分がこうやって生活しているのが不思議な感覚に襲われます。

そもそも急性大動脈解離を発症したことは運が良かったのか悪かったのか、わからなくなる時がありました。
この病気は、少なくとも今後一生涯に渡り、付き合い、向かい合っていかねばならないものです。
ずっとクスリを飲まなければならないし、血圧の管理、定期的な検査は必須です。

普通に考えると、運が悪かったね、と思われるかもしれません。
でも、奇跡的に何の後遺症もなく、入院前とほぼ同じ生活を送ることができていることを考えると、運が良すぎるくらいに良かった、と思わざるを得ません。
物事は捉え方次第です。

1ヶ月ほど入院し、仕事は2ヶ月ほど穴をあけてしまいました。
でも、自分ひとりがいなくなったところで、会社が回らなくなることなんてありません。
一部不便があったくらいで、その他は何事もなく社業は継続していたのでした。

でもそういうことを実感として知ることができたことは、個人的には非常に大きかった。
肩の荷が下りたような余裕すら感じました。

入院期間もそう。
今まで時間がない、ということで諦めていた読書の時間をたっぷりと与えられたのでした。
そこから読書の習慣ができました。
テレビを観ない、という習慣もそこから生まれました。

こういう新しい価値観に触れることができ、人生を大きく変えることができたことは、急性大動脈解離があったおかげです。
なんて運がよかったのでしょう。

人間万事塞翁が馬。
幸せも不幸せも、良いことも悪いことも、全てはその人の捉え方次第。
全ての出来事が、自分にとっては運のいいこと、と捉えられるようになればいいな。
まるで仙人のようですが、それが究極のものの考え方なのかもしれません。

私はA型急性大動脈解離になって運が良かった。
そのことだけは断言したいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です