デジタル化の波

投稿者: | 2021年9月19日
 
最近は新聞を紙媒体で読むことはほとんどなくなった。
その代わりに全国紙の電子版を契約し、携帯やパソコンなどで読んでいる。
 
電子版の良いところは、自分の興味ある記事をピックアップしてくれたり、メールで配信してくれたりすること。
検索機能も充実しており、使いこなせれば便利であることこの上ない。
デジタル化の恩恵である。
 
その一方で、日本の新聞発行部数は減少し続けている。
日本新聞協会によると、日本の新聞発行部数は、2000年度には5371万部あったものが、直近の2020年度は3509万部まで減少している。
デジタル化がさらに進めば、この先もっと発行部数は減っていくことが予想される。
 
そもそも日本の新聞は、きめ細かな配達制度によって支えられてきた。
その恩恵により、大都市から地方の隅々に至るまで、再販制度のもと同じ価格で自宅へ配達される。
それが日本の高い知識、文化レベルを支えてきたと言っても過言では無い。
 
だか、その仕組みも崩れつつある。
同じく日本新聞協会の調べによると、新聞販売所の従業員は、2001年度の464,000人から、直近2020年度では261,000人まで減少している。
 
振り返ると、自分もこの新聞配達の奨学金制度を利用していた。
その新聞奨学生の数も激減していると聞く。
大きな恩恵を受けてきた者として、少し寂しい思いがする。
デジタル化の波は、その恩恵だけでなく、厳しい現実も受け入れなくてはならない。
 
10周年まであと124日