土曜日はいつものように剣道の稽古。
気温の上昇に伴って、息も上がりやすくなります。
無理せず楽せず、を信条に稽古に励みます。
そんな中、上段で四段を目指す私に思わぬ助言をいただきました。
七段を持たれている別道場の先生から、「キミは中段できれいな打突を出来るのだから、四段は中段で受けなさい」とのこと。
まずは四段を取得することに意味があるし、それがキミのためにもなる、と。
ありがたい助言でした。
中段での打突を褒められて悪い気はしなかったのですが、どうしてもそこに納得がいきませんでした。
私も、中段でしっかりと構え、きれいな打突をすることが四段取得の近道と思っています。
ただ、仮にそれで四段に受かったとしても、私の中ではそこに喜びは感じられないと思いました。
少し考えて、上段で四段を取得することにこだわりたい、と正直に伝えました。
その先生は、苦笑いしながらも、まぁ頑張りなさい、との一言。
きっとこれで良かったのです。
もう中段に未練はありません。
何度失敗しても、上段で四段を取得することにこだわりたいと思います。
その先に大きな喜びがあるはず。
それを信じてこれからも稽古に励んでいきたいと思います。