昨日は東京墨田区の剣道大会。
四、五段の部に出場しました。
四段になって初めてのチャレンジ。
試合には年齢を超えて多数の剣士が参加していました。
20年のブランクから剣道を再開して、ようやく四段を取得した自分。
やはり周りの人たちは若いです。
43歳の私は、参加した剣士の中でも上から数えて四、五番目くらいではなかったでしょうか。
対戦相手も若い。
一回戦目は、20代のバリバリの若い剣士です。
スピードもパワーも完璧に圧倒されていました。
でも、結果的にはなんとか勝利を収めることができました。
二回戦目。
これもまた若い。優勝経験のあるシード選手です。
なんとか一本は取りましたが、最後はボロボロに打ち負かされてしまいました。
今回の試合で分かったこと。
年齢によるスピードや体力にはやはり差があります。
でも、技術で対応できる部分もあるな、という手応えを得たこと。
対戦前、やはり緊張します。
こんな若い連中と真っ向勝負できるのか?
大動脈解離をやった自分がチャレンジしてもいいのか?
でも、相手と竹刀を合わせた時、そういう不安はサッと消え去ります。
もう、剣道という真剣勝負の世界にのめり込んでしまうのです。
そんな中で、ある程度は自分の力も通用する事が分かりました。
これは大きな収穫でもありました。
無理はしたくないけれど、剣道はやはり楽しいです。
たまにこういう真剣勝負も、人生の大きな刺激となります。
二回戦負け。
悔しいけれど、さらにまた自分を成長させたいという新たな目標が生まれました。
剣道は楽しい。奥深い。
それを感じた春の一日でした。