
度重なる値上げ交渉。
お客さんからは、相当つらい物言いをされることがあります。
お互い必死です。
相手は一円でも安く買おうとします。
その駆け引き。
それがビジネスでもあります。
お客さんからつらい物言いをされると、たじろいでしまう自分がいたりします。
その時にどうするかで、自分の価値が決まる。
そんなもんだと思います。
その場から逃げることも可能です。
きつい物言いをされるのが嫌だからと、本来訪問すべき顧客を訪問しなければ、そのつらい瞬間から逃げることもできます。
でも、そうやって逃げていくと、最終的に自分の心が晴れることはありません。
なんの解決にもなりません。
心が晴れるのは、結局は厳しくつらいことにぶつかっていくことでしか得られないのです。
ぶつかって行かない限り、自分の目の前にはだかっている壁はいつまでたっても破れません。
ぶつかっていった先にしか、本物の幸せはありません。
壁や困難にぶつかっていく。
より厳しい状況に自分を置いていく。
そうするときっと、その厳しさを超えたところの幸せが貴重なものとなる。
人生とはそういうものなのかもしれません。
今よりも厳しくつらいところに突っ込んで行くこと。
それは人生を幸せにすることと同じ意味を持つ。
ピンチはチャンス。
いい言葉です。